横浜市 | エアコンのフィルターに付いた花粉と花粉症|シャープAY-N22TDの完全分解洗浄事例
| 施工日 | (最終更新:) |
|---|---|
| メーカー | シャープ(SHARP) |
| 型番 | AY-N22TD |
| タイプ | 通常エアコン |
| 症状 | 咳・アレルギー |
| お悩み |
エアタクミの完全分解洗浄ビフォーアフター
クリーニング前:カビとホコリが蓄積した状態
クリーニング後:完全分解して高圧洗浄で徹底除去
ご依頼の背景
花粉症の悪化に室内環境が関わるのか — 横浜市、シャープ AY-N22TD
横浜市のご夫婦から、シャープ AY-N22TD を分解して洗ってほしいとご連絡がありました。中学2年のお子さんの花粉症が重くなり、医師から「室内環境も要因かもしれない」と指摘を受けられたことがきっかけです。
ご自分でフィルターを外してみたところ、かなりの汚れが溜まっていたそうです。外から持ち込まないようにするだけでは追いつかないと感じられて、内側にあるものを一度出してしまいたい、というご相談になりました。
担当 宇賀神
症状と原因
エアコンのフィルターに付いていた花粉は、どこから入ってくるのか
ご夫婦が気にされていたのは、吹き出し口から出てくる風でした。フィルターを見ると花粉が付いていますので、そこだけを見れば外から吸い込んでいるように思えます。
ただ、室内機は外の空気を取り込む造りにはなっていません。部屋の空気を吸って、熱を移してから同じ部屋へ戻しているだけです。エアコンは室内の空気を循環させるため、通常、室外から直接花粉が侵入することはありません。窓の開け閉めや衣類について部屋へ入ったものが、運転のたびに吸われて内部へ集まっていく、という順序になります。
シャープ AY-N22TD の熱交換器と送風ファンに残っていたもの
開けてみると、熱交換器にはカビが繁殖していました。送風ファンにもホコリが大量に付いていて、羽根の縁のあたりは厚く固まっています。手で払って落ちる状態ではありませんでした。
下ケーシングを外すと、樋の内側にも同じものが回り込んでいました。ここは冷房中に結露した水が集まって流れていく場所ですから、乾いたホコリや花粉が水を含んだまま留まると、そのままカビの足場になります。フィルターの目を抜けた細かいものは、この面に行き着きます。
完全分解クリーニングの実施
シャープ AY-N22TD を完全分解して洗浄した箇所
- 送風ファン — 抜き出して、羽根の縁に固まっていたホコリを一枚ずつ落としました
- 熱交換器(アルミフィン) — 表と裏の両側から水を通し、アルミの地が出るまで流しています
- ドレンパン — 発泡スチロールと一体になった下ケーシングごと外して、樋の内側と排水の出口まで洗いました
- 縦ルーバー — 連結したまま外し、羽根の付け根に入り込んでいたホコリを掻き出しました
- フィルター・前面パネル・ケーシング — 本体から分けて、花粉の乗った面を個別に洗浄しました
配線の出ている駆動部と、高い電圧の表示が貼られた電装の部品は、水の掛かる工程から外して分けてあります。乾かしてから元の位置へ戻しました。
エアコンの花粉防止剤に科学的根拠はあるのか
花粉防止剤などを使うと謳っている業者がいます。科学的根拠は全くございませんのでご注意ください。今回のように花粉が目的でご依頼をいただいたときも、エアタクミがやるのは、溜まっていたものを部品ごと外して水で落とすところまでです。薬剤で表面を覆う工程は入れていません。
作業のあいだは窓を開けて換気を続け、空気清浄機も回した状態で進めています。分解の途中は、内部に溜まっていたものが部屋の空気に出やすい時間になるためです。
羽根の縁が埋まっていた送風ファンと、樋の内側まで汚れていた下ケーシングは、このページの上に洗う前と洗ったあとの写真を出してあります。10枚目には、床へ下ろしたフィルターとモーターまで映り込んでいます。1台を開けるとどこまで分かれるのかは、そこでご覧いただけます。
お客様の声
中学2年の子の花粉症が重くなって、医師から室内環境も要因かもしれないと言われたのがきっかけです。自分でフィルターを外してみるとかなりの汚れが溜まっていて、外から持ち込まないようにするだけでは追いつかないと感じました。この機械は外の空気を取り込まず、吸って戻しているのは部屋の空気だけだと聞いて、中に溜まっていたものはこの部屋にあったものが集まった結果なのだと分かりました。
メンテナンスアドバイス
花粉の多い季節にエアコンのフィルターをどう洗うか
- 運転している時期は、月に一度を目安にフィルターを水洗いしてください
- 洗ったフィルターは乾かしてから戻してください。濡れたまま入れると、その水気が中に残ります
- 月に一度は内部乾燥運転を回して、熱交換器とドレンパンの周りの水気を抜いてください
- 窓を開ける換気も続けてください。部屋の空気が入れ替われば、吸い込む量そのものが変わります
エアコンクリーニングは何年に一回必要か
分解して洗うのは1〜2年に一度で足りますが、花粉やホコリを吸い込む量の多い部屋では、年に一度は内部の状態を見ておくほうが落としやすくなります。溜まったものが水を含んで固まってしまう前に開けられれば、そのぶん短い時間で済みます。
まとめ
横浜市のお宅で、シャープ AY-N22TD を1台、完全分解洗浄しました。熱交換器のカビ、送風ファンの羽根に固まっていたホコリ、そしてフィルターに乗っていた花粉を、部品ごとに外して落としています。中学2年のお子さんが過ごす部屋の空気を回してきた1台でした。
横浜市で花粉症のご家族が使う部屋のエアコンの中が気になっているという方は一度ご相談ください。
担当 宇賀神
幹線道路と里山が隣り合う横浜市旭区のエアコン事情
旭区は、交通量の多い保土ヶ谷バイパスと、こども自然公園のような広い緑地が同じ区内に並ぶ土地です。道路側からは油分を含んだ排気の粒が、緑地側からはカビの胞子が飛んできます。このお宅の1台が毎日吸っていたのは、そういう二面性のある空気でした。
旭区のエアコンクリーニング事情と施工実績は、下のページにまとめてあります。
【ご注意】
- 本事例は、実際のエアコンクリーニング作業に基づいたものです。クリーニングによる改善効果には個人差があります。
- エアコン自体に問題がない場合でも、使用環境(湿度、換気状況など)やお手入れ状況、個人の体質などにより、症状が発生することがあります。風邪、インフルエンザ、ハウスダスト、ペットアレルギーなど他の原因の可能性もあります。
- アレルギー体質の方や呼吸器系に疾患をお持ちの方は、特にご注意ください。症状が続く場合は、医療機関へご相談されることをお勧めします。
- 当社は、クリーニング後の症状について医学的な診断や治療を行うものではありません。専門的な判断には医師やアレルギー専門医などの専門家にご相談ください。
