川崎市高津区 | 犬の毛で覆われた熱交換器・暖房が効かない|東芝RAS-2856Dの完全分解洗浄事例
| 施工日 | (最終更新:) |
|---|---|
| メーカー | 東芝(TOSHIBA) |
| 型番 | RAS-2856D |
| タイプ | 通常エアコン |
| 症状 | 効きが悪い・風が弱い |
| お悩み |
エアタクミの完全分解洗浄ビフォーアフター
クリーニング前:カビとホコリが蓄積した状態
クリーニング後:完全分解して高圧洗浄で徹底除去
ご依頼の背景
トリミング室では、犬の毛が一日じゅう舞っています。その部屋で10年以上動いてきた東芝 RAS-2856D を1台、川崎市高津区まで伺って分解して洗ってきました。サロンを営むM様からのご依頼で、暖房を入れても部屋がなかなか暖まらない、電気代も上がってきたというお話でした。市販の洗浄スプレーを試しても変わらず、任せられる業者が見つからないまま2〜3年が過ぎたそうです。エアタクミの分解作業をInstagramでご覧になったのが、ご依頼のきっかけになりました。
担当 宇賀神
症状と原因
熱交換器がペットの毛で覆われると暖房の効きはどうなるか
暖房を運転しても部屋がなかなか暖まらず、以前との違いがはっきり分かる状態でした。ふつうは冷房より暖房のほうが電気を使いますが、その差が例年より開いていることも気にされていました。設置から10年以上が経っていて、買い替えも考えておられたほどです。
開けてみると、熱交換器の表にペットの毛がびっしりと覆いかぶさっていました。送風ファンとケーシングにも毛と皮脂がこびりつき、空気の抜ける道を大きく塞いでいます。トリミング室という場所柄、ふつうのホコリに加えて大量の毛と皮脂が吸い込まれ、それが固まって取れない汚れになっていました。
市販のエアコン洗浄スプレーはなぜ危険か
M様のように市販のエアコン洗浄スプレーを使われる方は少なくありませんが、洗浄スプレーの使用は火災(発火)リスクがあるため絶対に避けてください。製品評価技術基盤機構(NITE)は、洗浄液がエアコン内部の電気部品に付着してショートし、発火に至る「トラッキング現象」の事故事例を多数報告しています。エアコンメーカーも洗浄スプレーの使用を推奨していません。
危ないのは火災だけではありません。噴射した洗剤を水で洗い流す工程が無いので、成分がそのまま内部に残ります。残った洗剤はカビの栄養になりますから、汚れをかえって進めてしまいます。今回の1台にも、以前に使われたスプレーの成分が残っていたと考えられます。
完全分解クリーニングの実施
東芝 RAS-2856D を完全分解して洗浄した箇所
- 前面パネルとフィルターを外し、基板などの電装部品も一つずつ取り外しました。
- 熱交換器に覆いかぶさっていた毛を取り除き、アルミフィンの奥まで水を通しました。
- 送風ファンは抜き取り、羽根にこびりついた毛と皮脂を落としました。
- ケーシングとドレンパンに付いた毛と汚れを、樋の底まで洗いました。
- 洗浄水が透明になるまで何度もすすぎ、以前のスプレーの残りごと洗い流しました。
- 洗った部品は乾かしてから組み直し、動作を確認しています。
特に注意した点 — 10年以上使った台は電装部品を外してから洗う
設置から10年以上が経っている台でしたので、基板などの電装部品を先に取り外してから洗浄に入りました。分解せずに高圧の水をかければ、水濡れで基板が壊れることがあります。外してしまえばその心配はありません。毛と皮脂は表から水をかけただけでは動かず、スプレーの洗剤で固まっていたぶんも重なっていましたので、面ごとに角度を変えて流しました。
洗う前の熱交換器は、フィンの表に毛が層になって乗っています。このページの上の4枚目がその状態で、9枚目には同じ壁付きのフィンと銅管を洗った後の写真を並べてあります。灰色になるほど毛の付いた送風ファンは1枚目、洗った後は5枚目です。
お客様の声
ここまで徹底的に全ての部品を取り外してお掃除してくれる様子を見て、信用・信頼できるところだと実感しました。熱交換器にびっしり覆いかぶさっていたペットの毛もすっかり綺麗に。暖房の効きが改善して、電気代にも変化がありました。ペットのいるご家庭にも本当におすすめです。
メンテナンスアドバイス
ペットのいる店舗でフィルターを2週間に一度掃除する
- エアコンを使う時期は月に一度、ペットのいる環境では2週間に一度を目安にフィルターを洗ってください。
- 冷房を止めた後に送風運転を回すと内部が乾きます。
- 市販の洗浄スプレーは使わないでください。火災(発火)の危険があるほか、残った洗剤がカビの栄養になります。
トリミングサロンのエアコンは何年に一回洗うか
毛の舞う部屋では、年に一度を目安にお伝えしています。住まいのエアコンより汚れの進み方が早く、熱交換器の表が毛で覆われるまでの時間が短いためです。買い替えを考える前に一度開けてみると、まだ使える台かどうかの見当がつきます。
まとめ
今回は川崎市高津区のトリミングサロンで、10年以上使われてきた東芝 RAS-2856D を完全分解洗浄しました。熱交換器の表を覆っていた毛と、送風ファンとケーシングにこびりついた毛と皮脂、それに以前使われた市販スプレーの残りを、洗浄水が透明になるまですすいで洗い流しています。設置から10年以上の台でしたので、基板を外してから水をかけました。
ペットのいるお宅では、フィルターを洗う間隔を短くしてください。市販スプレーの使用は火災の危険があるため避け、専門の業者による洗浄をご検討ください。川崎市高津区で、ペットの毛でエアコンが詰まっている、暖房を入れてもなかなか暖まらないという方は一度ご相談ください。
担当 宇賀神
ペットのいる家や店舗でエアコンに毛が詰まる理由
今回の事例は川崎市高津区でトリミングサロンを運営されているお客様でした。ペットのいる環境では、ふつうのホコリに加えて動物の毛や皮脂が吸い込まれ、熱交換器やファンに固着して取れにくい汚れになります。
毛の詰まりは市販の洗浄スプレーでは落ちません。お住まいの地域のエアコンクリーニング事情は、下のページで解説しています。
【ご注意】
- 本事例は、実際のエアコンクリーニング作業に基づいたものです。クリーニングによる改善効果には個人差があります。
- エアコン自体に問題がない場合でも、使用環境(湿度、換気状況など)やお手入れ状況、個人の体質などにより、症状が発生することがあります。風邪、インフルエンザ、ハウスダスト、ペットアレルギーなど他の原因の可能性もあります。
- アレルギー体質の方や呼吸器系に疾患をお持ちの方は、特にご注意ください。症状が続く場合は、医療機関へご相談されることをお勧めします。
- 当社は、クリーニング後の症状について医学的な診断や治療を行うものではありません。専門的な判断には医師やアレルギー専門医などの専門家にご相談ください。
