下ケーシングのリブに挟まった綿ボコリと縁の汚れ|ダイキンエアコンの完全分解洗浄事例
| 施工日 | (最終更新:) |
|---|---|
| メーカー | ダイキン(DAIKIN) |
| 型番 | 不明 |
| タイプ | お掃除機能付きエアコン |
エアタクミの完全分解洗浄ビフォーアフター
クリーニング前:カビとホコリが蓄積した状態
クリーニング後:完全分解して高圧洗浄で徹底除去
本事例は、実際のエアコンクリーニング作業に基づいたものです。エアコン自体には問題がない場合でも、使用環境やお手入れ状況により、症状が発生することがあります。クリーニングによる改善効果には個人差があります。
ご依頼の背景
下ケーシングを表と裏の両方から撮った1台 — ダイキンの室内機
2023年6月、ダイキンの室内機を1台、分解して洗いました。型番の読み取れる写真は残っておらず、手元にあるのは作業のあいだに撮った7枚だけです。
7枚の内訳は、洗う前が4枚と洗ったあとが3枚です。送風ファン、グレーの下ケーシング、その裏側、それに前のカバーが写っています。下ケーシングだけは表と裏の両方から撮ってあり、洗ったあとも同じ2面が残りました。
表と裏で汚れ方の違う部品ですから、片面だけでは洗い上がりをお見せできません。
症状と原因
梯子のようなリブの隙間に綿ボコリが挟まるのはなぜか
下ケーシングの裏側には、斜めのリブが梯子のように並んでいます。洗う前の1枚では、その隙間へ綿のような埃が挟まっていました。
裏側は風の抜けていく面ではなく、部屋から吸い込まれた空気が本体の中を回り込んでいく側にあたり、風の勢いも表の面よりずっと弱いところです。軽い埃はリブに引っかかり、あとから来る風に押されて奥へ入っていきます。掃除機のノズルも布も届かない位置ですから、部品を外して裏返さないかぎり残り続けます。
縁のスポンジに茶色い汚れが残るとき
表側の湾曲した壁は、送り出される風がまとまって通るところです。その手前の縁には隙間をふさぐスポンジが貼ってあり、洗う前の写真では茶色い汚れがそこへ乗っていました。
スポンジは水を含みます。含んだまま乾く時間がなければ、埃と混ざって色が濃くなります。硬い樹脂の面に付いた汚れとは落ち方が違いますので、当てる水の強さもそこだけ変えます。
完全分解クリーニングの実施
ダイキンの室内機を完全分解して洗浄した箇所
- 送風ファン — 抜き出して、羽根の根元まで厚く乗っていたホコリを落としました
- 下ケーシングの表 — 湾曲した風の通り道の壁を洗いました
- 下ケーシングの裏 — リブの隙間に挟まっていた綿ボコリを抜きました
- 縁のスポンジ — 浮かせないよう水の勢いを落として、茶色い汚れを流しました
- 前のカバー — アーチ状のリブが並ぶ内側を洗いました
洗った部品は水気を切って乾かし、順に戻しています。
特に注意した点 — スポンジのある縁だけ水を弱める
隙間をふさぐスポンジは、一度剥がれてしまうと元どおりには戻せません。高い圧の水を当てれば汚れは早く落ちますが、同じ勢いを縁へ向けると端から浮いてきます。
洗ったあとの1枚では、下ケーシングを手で支えて裏のリブ面を撮っています。挟まっていた綿ボコリが抜けきったかどうかは、この向きに返さないと見えません。
表の壁と裏のリブ、それに羽根の根元。ページの上の写真では、洗う前の4枚と洗ったあとの3枚が順に並んでいます。
メンテナンスアドバイス
前のカバーの内側は自分で拭けるか
- 手前のカバーは、爪の位置を確かめれば手で開けられる機種がほとんどです
- 内側のリブに乗った埃は、乾いた布でなでる程度でも落ちます
- 力を入れて引くと爪が折れますので、開かなければそこで止めてください
掃除機をかけるときの向き
フィルターの網は外して掃除機をかけ、そのあと水で流してください。網の目に沿ってノズルを動かすと、詰まった埃が抜けやすくなります。
分解して奥まで洗うほうは、1〜2年に一度で足ります。この1台のように裏側まで埃が回っている場合、外してみるまで量は分かりません。
まとめ
ダイキンのこの1台では、送風ファンと下ケーシングを下ろし、表の壁と裏のリブ面を別々に洗いました。リブの隙間に挟まっていた綿ボコリも、縁のスポンジに乗っていた茶色い汚れも、部品を外さなければ手の届かない場所にあります。型番の記録こそ残っていないものの、どこをどう洗ったのかは7枚の写真に残りました。
型番が分からないままで頼めるのかどうか気にかかっているという方は一度ご相談ください。
【ご注意】
- 本事例は、実際のエアコンクリーニング作業に基づいたものです。クリーニングによる改善効果には個人差があります。
- エアコン自体に問題がない場合でも、使用環境(湿度、換気状況など)やお手入れ状況、個人の体質などにより、症状が発生することがあります。風邪、インフルエンザ、ハウスダスト、ペットアレルギーなど他の原因の可能性もあります。
- アレルギー体質の方や呼吸器系に疾患をお持ちの方は、特にご注意ください。症状が続く場合は、医療機関へご相談されることをお勧めします。
- 当社は、クリーニング後の症状について医学的な診断や治療を行うものではありません。専門的な判断には医師やアレルギー専門医などの専門家にご相談ください。
