あま市 | エアコンのカビ臭とバケツ3杯の黒い排水|ダイキンF22VTES-Wの完全分解洗浄事例

施工日 (最終更新:
メーカーダイキン(DAIKIN)
型番F22VTES-W
タイプ通常エアコン
症状 カビ・臭い
お悩み
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エアタクミの完全分解洗浄ビフォーアフター

クリーニング前:カビとホコリが蓄積した状態

洗浄前のダイキンエアコン F22VTES-W の送風ファン
洗浄前のダイキンエアコン F22VTES-W のケーシング
洗浄前のダイキンエアコン F22VTES-W のルーバー
洗浄前のダイキンエアコン F22VTES-W のケーシング
洗浄前のダイキンエアコン F22VTES-W のルーバー

クリーニング後:完全分解して高圧洗浄で徹底除去

洗浄後のダイキンエアコン F22VTES-W のケーシング
洗浄後のダイキンエアコン F22VTES-W のルーバー
洗浄後のダイキンエアコン F22VTES-W のケーシング
洗浄後のダイキンエアコン F22VTES-W のルーバー
洗浄後のダイキンエアコン F22VTES-W の取り外した部品

ご依頼の背景

以前にもお伺いしたお宅で気になっていたカビ臭

8月の初め、エアコンからカビの臭いがするとのご相談を受けて、あま市のお宅へお伺いしました。以前にもエアタクミへご依頼をくださったお客様で、ご夫婦とお子さん3人の5人で暮らしていらっしゃいます。

今回ご相談いただいたのは、お使いになって8年になるダイキンのF22VTES-Wで、お掃除機能の付いていない通常タイプの1台です。この8年のあいだ、中まで分解する洗浄はもちろん、簡易的な洗浄も含めて内部に手が入ったことは一度もありませんでした。

エアタクミの職人 長畑 担当 長畑
8年のあいだ一度も中に手を入れたことのない1台でカビの臭いがすると聞き、臭いがどこで生まれているかは開けて見極めることにして伺いました。

症状と原因

吹き出し口の奥でカビ臭の元になる送風ファンと熱交換器

カビの臭いは風に乗って届きますから、吹き出し口そのものが臭っているように感じられます。けれども吹き出し口は空気が通り抜ける最後の場所で、臭いの元はその手前にあります。

風は送風ファンで作られ、熱交換器を通って部屋へ出ていきます。冷房のあいだ濡れ続けるこの2か所と、結露の水を受けるドレンパンがカビの増える場所で、そこを通り抜けた風が吹き出し口から部屋へ届いています。この1台と同じダイキンの機種でこうした場所にカビが付きやすい理由は、ダイキンのエアコンはカビやすいのかを構造の面から掘り下げた記事でお読みいただけます。

冷房を入れた直後だけ臭う、というご相談が多いのもここに理由があります。止めているあいだに増えたカビへ久しぶりの風が一度にまとめて当たるためで、シーズンの初めに気になる方が多いのも同じ理由です。

洗わないまま8年たった熱交換器に積もった汚れ

熱交換器(アルミフィン)は薄い金属の板が隙間なく並んだ部品で、冷房を入れるたびに表面へ水滴が付いては乾き、また濡れるのを繰り返します。板と板のあいだに挟まったホコリはそのたびに湿って固まり、表からは見えない奥で少しずつ厚みを増していきます。

8年はその層が育つには十分な長さで、5人で暮らすお宅なら部屋の中を動く空気の量もそれだけ多くなります。取り外した白い樹脂の部品の角には黒い点状のカビ跡が散り、縦ルーバーが付いたまま外した灰色の部品は、溝の底が黒い汚れと茶色い水垢で覆われていました。

臭いのご相談として伺いましたが、開けてみると、臭いよりも熱交換器に溜まった汚れの多さのほうが気になった1台でした。

完全分解クリーニングの実施

ダイキンの通常タイプエアコンの完全分解洗浄

  • 送風ファン — 軸から抜き取り、羽根の縁に沿って付いていたホコリごと洗い落としました
  • 熱交換器 — 本体から浮かせ、表と裏の両側に洗浄水を通しました
  • ドレンパン — 取り外して底面と排水の出口まで洗いました
  • ルーバー・前面パネル・フィルター・ケーシング — 個別に外して洗浄しました

バケツ3杯ぶんの水を通していますので、板のあいだや羽根の付け根に水気が残っていないことを確かめてから、元どおりに組み上げています。

熱交換器は真っ黒な排水が透明になるまで水を通し続けました

熱交換器に洗浄剤を掛けて汚れを浮かせたあと、水で洗い流します。排水が真っ黒で、汚れが板の奥まで入り込んでいることがその色で分かりました。

汚れが多いと一度流しただけでは板のあいだに残り、そのまま組み直せば浮いた汚れが乾いてまた固まります。ですから排水に色が付かなくなるまで水を当て直していき、この日はバケツ3杯ぶんを流したところでようやく透明になりました。

簡易的な洗浄も受けていない8年ぶんの汚れが、水に溶けてまとめて流れ出た格好です。

ページ上部の洗浄前の写真1枚目に写っている送風ファンは、羽根の縁に灰色がかったホコリが筋になって付いていて、8年間でホコリがどこに溜まるかを一枚で物語っています。白い部品の角に散っていたカビ跡と灰色の部品の溝の茶色い水垢は、洗浄後の写真の同じ部品と見比べていただくと、素地の色に戻ったのが分かるはずです。

お客様の声

40代女性のアイコン

バケツ3杯ぶんの水が出ました

冷房を入れるとカビ臭くて、子どもたちも使う部屋なので前から気になっていました。以前にお願いしたことがあったので、今回もこちらにお任せしました。

最初に出てきた水が真っ黒で驚きました。8年でこれだけ溜まるものなんですね。透明になるまで流してもらって、ようやく安心できました。

メンテナンスアドバイス

8年あけずに次の分解洗浄を入れる目安

  • 一日中は動かさない部屋でも、完全分解洗浄は1年に一度行うことを推奨します。
  • 毎日長く運転する部屋や、今回のように8年あいてしまった1台は、早めの洗浄を推奨します。
  • 前回どれくらい汚れいたかが分かれば、次までの間隔はご自身で判断できます。

ご家庭でできるカビ臭対策と市販スプレーの注意

フィルターを外して洗い、吹き出し口の縁を拭くところまでは、特別な道具がなくてもできます。そこまでやっても臭いが残るなら、元は送風ファンか熱交換器の側にあると考えて差し支えありません。

市販のエアコン洗浄スプレーの使用は、火災(発火)のリスクがあるため避けてください。製品評価技術基盤機構(NITE)は、洗浄液が内部の電気部品に付着してショートし、発火に至る「トラッキング現象」の事故事例を報告しています。エアコンメーカーも洗浄スプレーの使用を推奨していません。

危ないのは火災だけではありません。噴射した洗剤を水で流す工程が無いので、成分が内部に残ります。残った洗剤はホコリを引き寄せてカビの栄養になりますし、溶けた汚れがドレンホースに流れ込んで詰まれば、室内機から水が垂れることもあります。

今回の1台も、排水が透明になるまでバケツ3杯ぶんの黒い水が出ました。8年ぶん溜まったものは、スプレーの液で流せる量ではありません。

まとめ

8年のあいだ一度も開けられていなかったダイキンのエアコンを、送風ファンもドレンパンも外したうえで洗っています。カビ臭のご相談でしたが、熱交換器から出た排水は透明になるまでにバケツ3杯ぶんに及び、臭いよりも溜まっていた汚れそのものが目立つ結果でした。

あま市でエアコンのカビ臭が気になる方や、買ってから一度も分解洗浄をしていないという方は、ぜひ一度エアタクミにご相談ください。

エアタクミの職人 長畑 担当 長畑
洗浄剤を置いた熱交換器から最初に出た排水は真っ黒で、色が抜けるまでに使った水はバケツ3杯ぶんになりました。臭いの元を探しに入りましたが、答えを先に見せてくれたのは、流れ出た最初の一杯の色でした。

【ご注意】

  • 本事例は、実際のエアコンクリーニング作業に基づいたものです。クリーニングによる改善効果には個人差があります。
  • エアコン自体に問題がない場合でも、使用環境(湿度、換気状況など)やお手入れ状況、個人の体質などにより、症状が発生することがあります。風邪、インフルエンザ、ハウスダスト、ペットアレルギーなど他の原因の可能性もあります。
  • アレルギー体質の方や呼吸器系に疾患をお持ちの方は、特にご注意ください。症状が続く場合は、医療機関へご相談されることをお勧めします。
  • 当社は、クリーニング後の症状について医学的な診断や治療を行うものではありません。専門的な判断には医師やアレルギー専門医などの専門家にご相談ください。

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