名古屋市 | 梅雨に除湿を使い続けた部屋のカビの心配|富士通ゼネラルエアコンの完全分解洗浄事例
| 施工日 | (最終更新:) |
|---|---|
| メーカー | 富士通ゼネラル(FUJITSU GENERAL) |
| 型番 | 不明 |
| タイプ | お掃除機能付きエアコン |
| 症状 | カビ・臭い |
| お悩み |
エアタクミの完全分解洗浄ビフォーアフター
クリーニング前:カビとホコリが蓄積した状態
クリーニング後:完全分解して高圧洗浄で徹底除去
ご依頼の背景
梅雨のあいだ除湿を連日つけ続けた1台 — 名古屋市、富士通ゼネラルのお掃除機能付きエアコン
型番のシールが剥がれた富士通ゼネラルのお掃除機能付きエアコンを、名古屋市のリビングで1台、分解して洗ってきました。壁掛けタイプの機種です。
ご依頼は梅雨が明けたあとでした。名古屋は湿度の高い土地で、梅雨のあいだは除湿が手放せません。こちらのご家族も、リビングのこの1台で連日、長い時間の除湿運転を続けておられました。
臭いや効きの落ちといった症状は出ていません。内部にカビが出ているのではないか、というご心配からのご依頼です。お掃除機能が付いていても、除湿を使い続けたときの結露まで防げるとは思えない、と話しておられました。
担当 長畑
症状と原因
除湿運転を長く続けたエアコンの内部で何が起きているのか
除湿は、部屋の空気を熱交換器で冷やして水分を落とす運転です。冷房と同じように、アルミフィンの表面には結露の水が付き続けます。
冷房なら室温が下がったところで運転が緩みますが、除湿は湿度を下げるために長く回り続けます。フィンの水はそのぶん長く付いたままになり、下の受け皿へ落ちていく量も増えます。空気と一緒に入ってきた細かい埃は、この濡れた面に貼り付いて残ります。症状として出ていなくても、湿った場所と栄養がそろっている時間だけは確実に積み上がっています。
受け皿に積もっていた土埃と、羽根に詰まっていた汚れ
分解すると、樋状の受け皿には土埃が層になって積もっていて、底には水気が残ったまま、左端のアルミフィンにも同じように湿った埃が入り込んでいました。乾ききってはいません。
抜き取った送風ファンは、羽根の間が汚れで詰まった状態でした。ここは風が当たり続ける場所ですので、湿った埃がいったん乗ると、そのまま固まっていきます。
完全分解クリーニングの実施
富士通ゼネラルのお掃除機能付きエアコンを完全分解して洗浄した箇所
- 熱交換器 — アルミフィンの間に入り込んだ湿った埃を流しました
- ドレンパン — 外して、底に残っていた水滴を拭き取ってから土埃を落としました
- 送風ファン — 抜き取って、羽根に詰まっていた汚れをブラシで落としました
- 縦ルーバー・前面パネル・フィルター — 外して個別に洗いました
- お掃除機能のユニット — レールと駆動部を含めて分解し、内側の埃を取りました
- すべて乾ききるまで置いてから、元通りに組み直しました
特に注意した点 — 型番のシールが読めない台の分解
型番のシールが剥がれていて、正確なモデル名は分かりませんでした。お掃除機能が付いていることは、前面を開けたときのレールと円筒のダストボックス、そこへ伸びる配線の並びで確かめています。
機種名から手順を引けない台では、爪と配線の位置を1か所ずつ見ながら外す順番を決めていきます。今回は白い樹脂のフレームが一式でまとまっていましたので、そこを一体で持ち上げてから内側に手を入れました。
土埃が積もっていた受け皿は、洗ったあとに樹脂の黒い地肌が出ました。その前後の写真をページの上に出しています。
お客様の声
臭いも効きの落ちも出ていませんでした。ただ、名古屋は湿度が高くて梅雨のあいだは除湿が手放せず、リビングのこの1台で連日、長い時間の運転を続けていたのが引っかかっていました。お掃除機能が付いていても、除湿を使い続けたときの結露まで防げるとは思えなかったのです。受け皿には土埃が層になって積もり、底には水気が残っていました。最後に水滴を拭き取って、乾ききるまで置いてから戻していただいています。
メンテナンスアドバイス
除湿運転のあとにやっておくとよいこと
- 除湿を使ったあとは、内部を乾かす運転を1時間ほど回してください
- エアコンを使っている時期は、月に一度を目安にフィルターの埃を落としてください
- 窓を開けられる日は換気をして、部屋そのものの湿度を下げてください
除湿を多く使う部屋では、エアコンクリーニングは何年に一回必要か
一般には1〜2年に一度ですが、梅雨のあいだ毎日のように除湿を回す部屋では、1年に一度で見ていただくほうが安心です。受け皿が濡れている時間の長さが、そのまま汚れの育つ速さになります。
お掃除機能が付いていても、この間隔は同じです。自動で掃除されるのはフィルターまでで、受け皿と羽根はその外にあります。
まとめ
梅雨に除湿を回し続けた1台を、症状が出る前に開けたご依頼でした。受け皿には土埃が層になって積もり、底には水気が残り、送風ファンの羽根は汚れで詰まっていました。型番の読めない台でしたので、現物の構造を見ながらお掃除機能のユニットまで外して洗っています。
担当 長畑
緑地から土ぼこりの届く名古屋市で、受け皿に積もっていたものの正体
名古屋市の東に広がる丘の住宅街では、公園や緑地から花粉や土ぼこりが飛んできて、換気のたびに室内の空気へ混じります。粒そのものは汚れというより、カビにとっての栄養にあたるものです。梅雨のあいだ除湿を回し続けた1台の受け皿に、水気を含んだ層が残っていたのは、その栄養が濡れた場所へ落ち着いた結果でした。
名古屋市のエアコンクリーニング事情と施工実績は、下のページにまとめてあります。
【ご注意】
- 本事例は、実際のエアコンクリーニング作業に基づいたものです。クリーニングによる改善効果には個人差があります。
- エアコン自体に問題がない場合でも、使用環境(湿度、換気状況など)やお手入れ状況、個人の体質などにより、症状が発生することがあります。風邪、インフルエンザ、ハウスダスト、ペットアレルギーなど他の原因の可能性もあります。
- アレルギー体質の方や呼吸器系に疾患をお持ちの方は、特にご注意ください。症状が続く場合は、医療機関へご相談されることをお勧めします。
- 当社は、クリーニング後の症状について医学的な診断や治療を行うものではありません。専門的な判断には医師やアレルギー専門医などの専門家にご相談ください。
