横浜市 | 30年前のナショナル製・型番の読めない1台|松下電器産業エアコンの完全分解洗浄事例

施工日 (最終更新:
メーカー松下電器産業(National)
型番不明
タイプ通常エアコン
症状 カビ・臭い
お悩み
横浜市 | 30年前のナショナル製・型番の読めない1台|松下電器産業エアコンの完全分解洗浄事例のアイキャッチ画像

エアタクミの完全分解洗浄ビフォーアフター

クリーニング前:カビとホコリが蓄積した状態

洗浄前の松下電器産業エアコンのドレンパン
洗浄前の松下電器産業エアコンのドレンパン
洗浄前の松下電器産業エアコンのドレンパン
洗浄前の松下電器産業エアコンの前面パネル

クリーニング後:完全分解して高圧洗浄で徹底除去

洗浄後の松下電器産業エアコンのドレンパン
洗浄後の松下電器産業エアコンのドレンパン
洗浄後の松下電器産業エアコンのドレンパン
洗浄後の松下電器産業エアコンの前面パネル

ご依頼の背景

リフォームの仕上げに30年前のナショナル製エアコンを洗う — 横浜市

お祖父様から受け継いだ築40年の一軒家を全面リフォームされたお客様から、横浜市のお宅へ伺ってエアコンを1台、分解して洗ってきました。床材も壁紙もシステムキッチンも新しくなりましたが、30年前に取り付けたナショナル製のエアコンは、そのまま使い続ける予定とのことでした。

伺っていたのは吹き出し口の臭いと、以前より大きくなってきた運転音です。せっかくの新しい住空間に合わせて、エアコンも新品同様にしたい。新しい家の第一歩を清潔なところから始めたい、というお気持ちからのご依頼でした。

エアタクミの職人 宇賀神 担当 宇賀神
「新しい住空間に合わせて、エアコンも新品同様にしたい」。伺っていたのは、吹き出し口の臭いと、大きくなってきた運転音です。型番の板も読めない台でしたから、中がどう組まれているかは開けてからの話になります。

症状と原因

古いエアコンの吹き出し口から臭いがしてくる原因

臭いは吹き出し口そのものから出ているわけではありません。奥に溜まったものが、風に乗って部屋へ運ばれてきているだけです。

冷房を止めた直後の内部は結露の水で濡れていて、そこにホコリが乗ったまま朝まで置かれます。何十年もこれが続けば、乾く暇のなかった面から順に黒く変わっていきますので、シーズンの入りに運転を掛けたときの最初の風が、いちばん強く臭うことになります。

運転音のほうも、内部の状態と無関係ではありません。送風ファンの羽根に汚れが乗れば回転の釣り合いが崩れますし、軸受けの周りに埃が入り込めば回るときの抵抗が増えます。

型番の読めない1台を開けて分かった内部の造り

銘板の文字は擦れて読めず、型番が分からないまま前面を開けました。中はカビが全体に回っていて、いちばん出ていたのが結露水を受ける樋です。この機種では樋が下のケーシングと一体で成型されていて、風路の曲面と受け皿が一つの部品になっていました。

樋の底面には黒い点が散り、縁に貼られた黒い断熱材にも汚れが染みていました。すぐ横には送風ファンの軸を受ける丸い部品が並んでいます。水と風と回転部が同じ場所に集まる造りですので、汚れが出るならまずここです。

前面のグリルは格子だけの造りで、いまの機種のような細かい網は入っていませんでした。目が粗いぶん、部屋のホコリはそのまま奥まで入っていきます。

完全分解クリーニングの実施

ナショナル製の古いエアコンを完全分解して洗浄した箇所

  • ドレンパン(風路と一体の樋) — 外して、底面の黒い点と断熱材の汚れまで落としました
  • 熱交換器 — フィンの間に洗浄水を通し、詰まっていたホコリとカビを流しました
  • 送風ファン — 外して、羽根の隙間をブラシで一枚ずつ洗いました
  • ケーシング・前面グリル・フィルター — 本体から分けて個別に洗浄しました

洗った部品はお庭をお借りして並べ、水気が抜けきるまで置いてから組み直しています。

特に注意した点 — 型番の分からない機種を外す順番

型番が読めないということは、どこにビスがあり、どの爪がどちら向きに掛かっているかを事前に調べられない、ということです。手前の部品から一つずつ起こして、外れ方を見てから次を決めました。

30年、同じ壁に掛かったままの1台です。樹脂は硬くなっていて、割れば元へは戻りません。家のほうは40年ぶんの造りを入れ替えたのに、エアコンだけ壊して帰るわけにはいかない。そう思いながら、力を掛ける向きを一つずつ確かめて外しました。

樋の底に散っていた黒い点と、洗ったあとの同じ面の色は、ページの上の写真に順に並んでいます。

お客様の声

40代男性のアイコン

リフォームで残したのはエアコンだけ

祖父から受け継いだ家を全面リフォームして、床も壁紙もキッチンも新しくなりましたが、30年前のナショナルだけはそのまま使うつもりでした。銘板の文字が擦れて型番も読めない台ですので、断られても仕方ないと思っていました。爪とビスの位置を現物で追いながら、割らないように一つずつ外していただいています。庭をお貸しして、洗った部品が乾ききるまで並べておいたのも覚えています。

メンテナンスアドバイス

築40年の家で30年動いてきたエアコンの日々の手入れ

  • フィルターは月に一度が目安です。目の粗いグリルの機種では、奥へ入る量がそのぶん多くなります
  • 冷房を切ったら、そのまま送風を回して内部の水気を飛ばしてから止めてください
  • リフォームの直後は細かい粉が家の中に残ります。しばらくは窓を開けて入れ替えてから運転してください

30年前のエアコンでも分解して洗えるのか

洗えるかどうかを決めるのは年式ではなく、部品が外れるかどうかです。銘板が読めない機種でも、爪とビスの位置を現物で追えれば分解できます。硬くなった樹脂のぶん時間は掛かりますが、開けられないという結論にはなかなかなりません。

次に開けるまでを長く空けないでいただくと、樋の出口が細くなる手前で手を入れられます。長く動いてきた1台ほど、今回どこがどう汚れていたかを覚えておく値打ちがあります。

まとめ

横浜市のリフォームされたお宅で、30年前に取り付けられたナショナル製のエアコンを完全分解洗浄しました。カビは全体に回っていて、特に風路と一体になった樋の底と、そこに貼られた黒い断熱材に出ていました。型番の読めない機種でしたので、外れ方を確かめながら一つずつ分解し、お庭で乾かしてから組み直しています。

横浜市で、リフォームに合わせて古いエアコンも洗っておきたい、型番の分からない機種でも見てもらえるのか気になるという方は一度ご相談ください。

エアタクミの職人 宇賀神 担当 宇賀神
30年、同じ壁に掛かったままの台です。家のほうは40年ぶんの造りを入れ替えていますが、こちらは一度も開けられていません。割れば元へは戻りませんから、外す順番を決めてから一つ目を起こしています。

【ご注意】

  • 本事例は、実際のエアコンクリーニング作業に基づいたものです。クリーニングによる改善効果には個人差があります。
  • エアコン自体に問題がない場合でも、使用環境(湿度、換気状況など)やお手入れ状況、個人の体質などにより、症状が発生することがあります。風邪、インフルエンザ、ハウスダスト、ペットアレルギーなど他の原因の可能性もあります。
  • アレルギー体質の方や呼吸器系に疾患をお持ちの方は、特にご注意ください。症状が続く場合は、医療機関へご相談されることをお勧めします。
  • 当社は、クリーニング後の症状について医学的な診断や治療を行うものではありません。専門的な判断には医師やアレルギー専門医などの専門家にご相談ください。

【松下電器産業(National)】の他の施工事例

目次