世田谷区 | 寝室のエアコンの臭いと傾斜の甘いドレンホース|シャープ AY-L40S-Wの完全分解洗浄事例
| 施工日 | (最終更新:) |
|---|---|
| メーカー | シャープ(SHARP) |
| 型番 | AY-L40S-W |
| タイプ | 通常エアコン |
| 症状 | カビ・臭い |
エアタクミの完全分解洗浄ビフォーアフター
クリーニング前:カビとホコリが蓄積した状態
クリーニング後:完全分解して高圧洗浄で徹底除去
ご依頼の背景
リフォーム後も入れ替えずに残した寝室の1台の臭い
リフォームで家の中は一通り新しくなりましたが、寝室のエアコンだけは以前のままでした。夜に使うと臭うため、新しくなった部屋のなかで、この1台の内部の汚れが気になった世田谷区のご夫婦からご依頼をいただきました。
洗浄したのは、使い始めて6年になる寝室のシャープ製AY-L40S-Wです。エアタクミへのご依頼は、今回が初めてでした。
担当 小山
症状と原因
寝る前につけたときに臭いを強く感じる理由
昼間のリビングでは気にならないのに、寝室に入ると臭いが分かるというお悩みはよく伺います。寝室は静かで顔と吹き出し口が近く、横になる時間も長いため、同じ強さの臭いでもはっきりと届きやすい環境です。
運転を始めた直後は、内部に溜まった汚れがまとめて吹き出されます。寝る前につけて朝まで運転する使い方だと、ちょうど眠りに入るタイミングでその風を浴びてしまうのです。
夜になると臭いが強くなるというより、夜のほうが臭いに気づきやすいお部屋なのだと考えられます。
ドレンパンの溝に乾いてひび割れた茶色い帯
取り外したドレンパンは、結露水の流れる溝に沿って茶色い帯が乾き、ひび割れていました。その周囲の白い面には、黒いカビが一面に散っています。
冷房中に水が絶えず流れ込む溝には、風で運ばれたホコリが溜まります。これが濡れては乾くのを繰り返すことで、茶色い膜になります。壁に残した熱交換器も、アルミフィンの表面が灰色にくすみ、下へいくほど黒ずんでいました。
臭いの元がこの奥にあるため、吹き出し口のまわりを拭くだけでは手が届きません。
ルーバーを動かすモーターの箱に密集していた黒い点
風の向きを変える羽根は、リモコンの操作に合わせてモーターで動かしています。そのモーターを収めた白い箱を外すと、開口部のリブに黒いカビが密集し、一部には緑がかった染みも出ていました。
ここは吹き出し口のすぐ内側で、冷房のたびに湿った風が当たります。そのためカビの発生しやすい部品であり、付いたまま運転すれば、羽根が動くたびに風と一緒に室内へ出ていってしまいます。
モーターの内部まで湿気やホコリが入ると動きが鈍くなり、羽根が途中で止まったり、閉じきらなくなったりする不具合につながります。箱から分けて洗えるため、今回もここまで取り外しました。
完全分解クリーニングの実施
シャープの完全分解洗浄
- 送風ファン — 軸から抜き取り、羽根のすき間まで徹底的に洗浄しました
- 熱交換器 — 壁から浮かせて隙間を作り、表裏の両側から高圧洗浄水をしっかりと通しました
- ドレンパン — 取り外し、溝の汚れやカビを落として排水口まで洗い流しました
- ルーバーとモーターの箱 — 本体から分解し、角や奥に潜むカビまで一掃しました
- ドレンホース — 内部を高圧洗浄し、溜まっていた汚れを洗い流しました
- 前面パネル・フィルター・ケーシング — すべて取り外し、手作業で細部まで磨き上げました
傾斜の甘いドレンホースの内側に詰まりかけていた汚れ
洗浄中、水を外へ流すドレンホースの差込口に目が留まりました。差込口をのぞくと、蛇腹の内側に灰茶色の塊が張り付き、水の通り道を狭めていました。
傾斜が足りないと水は勢いよく流れず、ホースの中で滞留しがちになります。止まった水に汚れが沈んで内側に残るため、非常に詰まりが起きやすい配管でした。
室外に出てからのホースもそのまま平らに排水溝まで伸ばしてありました。お客様からは、過去に一度水漏れしたことがあると伺っています。
配管の取り回しが原因の水漏れは、洗浄だけで解消するものではありません。内部をきれいに洗ったうえで、傾斜と屋外でのホースの伸ばし方が詰まりやすい状態であることをその場でお伝えしました。
洗浄後は、ホース蛇腹の黒い地肌が奥まで見えるようになりました。取り外したドレンパンも溝の茶色い帯や白い面の黒いカビが落ちて、本来の白さに戻っています。
お客様の声
リフォームでほかは新しくしたのに、寝室のエアコンだけ前のままでした。寝るときに臭うのが気になって、思い切って頼みました。外した部品を並べて見せてもらえたので、あの臭いがどこから来ていたのかが分かりました。ホースの向きの話も、次に付け替えるときのために覚えておきます。
メンテナンスアドバイス
次の洗浄の時期
- 内部まで分解して洗う間隔は、1〜2年に一度が一つの区切りです
- 使用時間が長い寝室のエアコンは、短めのスパンで計画すると安心です
- 水漏れ経験がある場合は、次回洗浄時にドレン周りも必ず点検してもらいましょう
洗浄を行う間隔は、その部屋での使用状況によって前後します。エアコンクリーニングを何年おきに入れるかでは、稼働時間や設置場所から適切な頻度を決める手順を解説しています。ぜひ次回の時期を決める参考にしてください。
冷房を止めたあとに送風で乾かす時間
冷房運転中、熱交換器は結露で濡れています。運転停止後も濡れた状態のまま放置せず、送風に切り替えて1時間ほど風を通していただくと内部がしっかり乾きます。
寝室ではタイマーが切れた後、そのまま朝まで閉めきりになりがちです。タイマーの時間を少し早めに設定し、その分を送風運転に回すだけでも、内部のカビの発生を抑えられます。
まとめ
リフォーム後も残されていた、6年目の寝室用エアコンを完全分解洗浄しました。臭いの原因になりやすいファンや熱交換器、ドレンパンに加え、ルーバーモーターの箱まで取り外してきれいに洗っています。過去に水漏れのあったドレンホースは、傾きや屋外配管の取り回しを確認し、改善点をお客様にご報告しました。
世田谷区で、夜間エアコンをつけると臭う、または過去に水漏れした経験があるといったお悩みをお持ちの方は、ぜひ一度エアタクミまでお気軽にご相談ください。
担当 小山
湿気の逃げにくい世田谷区で、毎晩朝まで回る寝室の1台
等々力渓谷や国分寺崖線の周りをはじめ、世田谷区には湿気の抜けにくい地形が混ざります。毎晩つけて朝までそのまま、という寝室の使い方では、内部の濡れた面が乾く時間をとりわけ取りにくくなります。6年目で臭いに気づいたこの1台にも、その使い方と土地の条件が重なっていました。
世田谷区のエアコンクリーニング事情と施工実績は、下のページにまとめてあります。
【ご注意】
- 本事例は、実際のエアコンクリーニング作業に基づいたものです。クリーニングによる改善効果には個人差があります。
- エアコン自体に問題がない場合でも、使用環境(湿度、換気状況など)やお手入れ状況、個人の体質などにより、症状が発生することがあります。風邪、インフルエンザ、ハウスダスト、ペットアレルギーなど他の原因の可能性もあります。
- アレルギー体質の方や呼吸器系に疾患をお持ちの方は、特にご注意ください。症状が続く場合は、医療機関へご相談されることをお勧めします。
- 当社は、クリーニング後の症状について医学的な診断や治療を行うものではありません。専門的な判断には医師やアレルギー専門医などの専門家にご相談ください。
